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病院周辺ぶらり (8) |
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下関港はかつて捕鯨船団の基地でした。「まるは」マークでお馴染みの大洋漁業は下関市
が発祥ですし、下関球場は大洋ホエールズ(今の横浜ベイスターズ)のフランチャイズ球場でした。
近年はご存知のように調査捕鯨だけなので、かつての賑わいは失われましたが、それでも
下関港近くの唐戸(からと)市場に行くとごく当たり前のように鯨肉が並んでいます。
下関市には、かつて捕鯨で栄えた頃の名残が所々に残っていますが、小高い丘の上に建つ
不思議な鉄筋コンクリート製の鯨館もそのひとつです。
→病院から車で18分
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関門海峡から対岸の北九州門司を向いた鯨は、写真だと判りにくいかもしれませんが、
鉄筋コンクリート製で全長25mの結構大きな構造物です。
説明文には昭和33年に大洋漁業から寄贈されたもので最大のシロナガス鯨をモデルにした
とあります。
かつては鯨のおしりにある階段から入ることが出来、中には捕鯨に関連した資料が展示して
ありました。またスイッチを押すとポンプで頭から潮を吹くギミックも備えられていましたが、
残念ながら今は閉鎖され中に入ることは出来ません。
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